カリフォルニア州ソーサリート市のチケットショップ「High Road Touring」のサイトでの女子十二楽坊紹介記事を翻訳してみました。
メンバーは全員が、中国音楽学校、中央音楽大学などの音楽学校で学んだトップクラス楽団のベテランである。すべてのメンバーは多数の楽器を演奏できる。そして、古箏(可動ブリッジで16~25本の弦がある古いチター)、琵琶(梨形で4弦のリュート)、揚琴(中国のハンマー・ダルシマーで、台形の音箱)、二胡(2弦の中国フィドル)、笛子(竹のフルート)その他の伝統楽器を演奏する。その扱う範囲は遠くまで広がっており、ジャズやポップスのスタイルを古典的中国音楽に織り込んでいる。
このグループの魅力は、子供、十代、大人、さらには老年までもが女子十二楽坊の公演会場を埋め尽くすほど広い層に訴えるものである。このグループは世界的な音楽文化のための強く新しい声を上げているのだ。その声ははっきりと、堂々としたものとして聞こえる。
女子十二楽坊は、国際的なステージで最も成功している。日本だけで、このバンドのデビューアルバムは30週間にわたってチャートのトップを独占し、200万部以上を売り上げた。日本の女子十二楽坊コンサートライブDVDは20万部以上売れ、その公演は世界中でテレビ放送されている。今年、彼女たちは2004年日本ゴールデンディスク大賞で「インターナショナルアーチスト・オブザイヤー」を受賞した。この賞の過去の受賞者としては、マドンナ、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリーなどがいる。
このバンドの起源をみれば、この特筆に値する成功もわかる。そもそも、12は中国の数霊術で重要な数字だ。一年には12カ月があり、古代の中国の物語には十二金釵(金色のヘアピン、女らしさを意味する)というのがある。プロデューサー王暁京は、中国ロックの父として知られている。すべて女性によるアンサンブルについて思いついたとき、それは12人でなければならないとわかっていた。この直観によって、女子十二楽坊は何世紀も前の唐代の宮廷で演奏した女性アンサンブル「楽坊」となったのである。
古典楽器の現代的アレンジを演奏することによって、女子十二楽坊はワールドミュージックの中でも独特のものを作り上げた。エンヤ、ブエナビスタソーシャルクラブ、リヴァーダンスといったクロスオーバー・アーチストの世界的な成功を考えれば、女子十二楽坊の心浮き立つようなスタイルは北米でも同様に人々の琴線を打つだろうといっても過言ではないだろう。
「Eastern Energy」で、女子十二楽坊は新しいレベルの芸術性を発揮した。デビューCDと同様、ニューアルバムは中国の作曲・編曲家の梁剣峰の作曲を呼び物としている。オリジナル曲に加えて、CDはコールドプレイのグラミー賞受賞曲「クロックス」やエンヤの「オンリー・タイム」、世界の劇場でスマッシュヒットしたリヴァーダンスから「リール・アラウンド・ザ・サン」のカバーを収録している。
女子十二楽坊は8月17日発売の「Eastern Energy」と相前後して2004年夏の北米プロモーションツアーを開始。音楽の力はこの星の人々にもっと力を与えると信じている人々にとって、女子十二楽坊は世界で最も古い文化からの推進力となるだろう。彼女たちの美しい音楽は、海を超えて届くだろう。そして、音楽ファンたちがそれを受け入れることは間違いない。
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