笛は横笛ともいう。広西の羅泊湾で発掘された前漢初期の墓の中に六孔の横笛があり、鄭州新通橋で出土した漢代画像磚刻の中に笛を吹く図がある。前漢以後、次第に全国各地で流行し、民間で最も常用される楽器の一つとなった。
笛は竹製で、上に吹く孔と膜孔がそれぞれ一つあり、指で押さえる孔が六つある。音色は清らかで音域は比較的広い。よく見られる笛には二種類あり、昆曲の伴奏や合奏に使うものを曲笛といい、梆子腔という節回しの演劇の伴奏に用いられるものを梆笛という。梆笛は曲笛より短く、音の高さは一般的に四度違う。曲笛と梆笛はまた半音ずつの違いがある。
建国後、笛に関して多くの改革が行なわれ、12調音の笛も作られると同時に、曲笛を基礎として鍵のついた笛が作られた。もとの六つの孔はそのままで新たに半音が増え、鍵を使って臨時に半音上下させたり転調させたりするのに使う。
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