女子十二楽坊、曲を無断使用 所属プロ「中国では普通」という記事が朝日新聞に掲載された。
一方、日本の販売元であるプラティア・エンタテインメントは「女子十二楽坊 曲を無断使用」報道についてのページで「日本国内においてはまったく事実無根の報道」と反論。また、サンケイスポーツの記事や共同通信の記事では朝日とはニュアンスがまったく異なっている。
この件については、朝日新聞の記事には誤りもあり、意図的な「攻撃」が見られるように思われる。以下、朝日新聞の「裏」を検証してみたい。(※2月29日、続報「女子十二楽坊NEWS - 朝日の誤報2:女子十二楽坊サイドに落ち度なし」を書きました)
まず、各紙報道を総合して、事態の流れを見てみたい。まず重要なのは去年の問題を今ごろ報道しているということだ。
・シンガポールの作曲家アンドリュー・ラム(Andrew Lum)氏の曲を女子十二楽坊の演奏で使用。中国でのアルバムに3曲を収録。プロデュースした王暁京氏は、知人にもらったテープに収録されていた曲をもとにしたが、作曲者、曲名などは不明だったので独自に命名。「蠢動」→「預知」、「鵑啼」→「无詞(NO WORDS)」と改名していた。著作権料は中国の法律に従い、CD発行元に支払った。
この時点でラム氏に連絡が行っていなかったのは事実。
・2003年(昨年)、知人から教えられたアンドリュー・ラム氏が中国著作権協会に抗議。協会から「発行済みの2000枚分の600元(約8000円)を受け取る権利がある」と通知された。
つまり、王氏は著作権者が判明した段階できちんと支払う意図があることは間違いない。
・2003年7月26日、日本デビューアルバム「Beautiful Energy」では、きちんと「無詞 作曲:Andrew Lum 編曲:梁剣峰」と明記されている。日本での販売元プラティア・エンタテインメント社は、JASRACよりその使用許諾を得、かつJASRAC規程に基づきその使用料の全額を支払済み。
したがって、朝日新聞の報道にある「著作権料も未払い」というのは悪質なデマあるいは重大な誤報ということになる。
・2004年1月、朝日新聞が武道館コンサートについて悪意ある評論を掲載。
・2004年2月26日、朝日新聞がこの件について悪意ある「著作権料未払い」誤報記事。
・2004年3月3日、日本オリジナルセカンドアルバム「輝煌」発売予定。
もちろん、私も「著作者がわかっていなかったので無断で使った」ということを正当化するつもりはないが、朝日新聞以外の報道を読む限り、事実として、その後の対応はきちんとなされているようである。
女子十二楽坊、曲を無断使用 所属プロ「中国では普通」
中国では普通、というのは確かに王氏がコメントした内容に含まれるかもしれないが、「(著作権保護が弱い)中国では普通のこと。私も被害に遭ったことがある」という発言は本題ではないし、この部分を報じているのは朝日だけであるのも異常なところである。( )部分は記者が付け加えたわけだが、これは王氏の発言意図を推測するならば「著作者がわからないときに、著作者ではなくCD発行元に著作権料を支払っておくのは、中国の法律で決っているとおりである」という趣旨であろう。
もう一つ、わかりやすいところでは「ラム氏は……(中略)と怒りが収まらない様子だ」という部分。新聞でこういう感情的な表現(「怒りが収まらない」)が出てきたときには要注意である。つまり、事実を淡々と報じているのではなく、明らかにラム氏の立場に立って(あるいはそのふりをして)記者が何かを訴えたいという意図の現われであるからだ。これは他の記事、他のメディアでも同様なので覚えておくと便利。
そのことは、もう一つ「様子だ」という記者の類推表現が含まれていることではっきりと確定される。ラム氏が「怒りが収まりません」と発言しているのではなく、あくまでも記者が「この人、怒ってるよー」と煽っているのである。
付け加えるなら、後半では「対応次第では訴訟も考える」という表現が、冒頭では「法的措置も検討している」となっている。しかし、「相手の出方次第では訴訟するかもしれないけど、しないかもしれない」という程度の発言を「訴訟に発展するくらい悪いことやってるぞ」と煽っているのは、明らかに朝日新聞の「悪意に満ちた意図」の結果なのである。
3月3日は、日本版オリジナルセカンドアルバム「輝煌」が発売される。それに先だって、朝日新聞が「営業妨害」を仕掛けてきたことは明白だ。
なお、同系列でも、テレビ朝日は強烈に十二楽坊をプッシュしていることを補足しておく。女子十二楽坊に対する朝日新聞の悪意は異常。
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コメントとトラックバック
[No.1] 投稿者:赤坂[2004年02月27日 20:54]
え~
つまり、W社ですかね?
[No.2] 投稿者:赤坂[2004年02月27日 20:57]
連書き失礼
webでのインタビューでも王社長は日本で楽坊をデビューさせるのに反対したと言っていたし
[No.3] 投稿者:あいねこ[2004年02月27日 23:17]
正式に朝日新聞社東京本社あてに
文書で出した方がよいと思います。
[No.4] 投稿者:コリアーナ[2004年02月28日 16:31]
売れないうちは何も言わないのに、売れ始めるといろいろ言い出す奴がいる。人間ってやだね。
負けるな、楽坊!!
[No.5] 投稿者:のっさん[2004年03月03日 12:18]
まー、偏向報道の横綱「朝日新聞」ですからね。ほとんど信用してません。
[No.6] トラックバック:「女子十二楽坊の版権問題: 誤報説(資料館&中国情報局)」(OOPS!)[2004年03月03日 15:26]
[No.7] 投稿者:oky[2004年03月07日 00:25]
朝日が悪い、と言いたいのは分かるが、つっこまれるようなことをやっておきながら 国際展開しようとする姿勢に問題はないのか。そっちがメインのはずで、どうつっこまれたかを グチグチいうのはどうかと思う。
本当に 女子十二楽坊を支援する気があるなら、
おかしなリリースを今後はやめるようにしてほしいと望むのが本当ではないか。
[No.8] 投稿者:赤坂[2004年03月10日 20:57]
突っ込まれる様な事?って何ですか?
彼女達は中国の常識で動いているだけで何も問題ないと思いますが。
[No.9] 投稿者:みるる[2004年03月14日 10:07]
W社との関係って実際どうなんでしょう。
Enyaのオンリー・タイムが使われてるし。
[No.10] 投稿者:ヤッツケル[2004年03月16日 03:23]
oky
テメエは突っ込まれテイのか?
大概、テメエもそっち系の人間やろう?
テメエの書いたデタラメがそう臭いするからだ。
もうひとつ教えてやる。
つっこむ、漢字で書け!突っ込む、つまり、いまここで、この俺様が突っ込んでやる!どうだ一発カマシテ!
本当のこと知ってて、あういう風に言うとるつもり!
馬鹿メ、テメエには、なにがわかっとる?
中国事情通ぶっとるな!
さもなければ、テメエバラスゾ。
[No.11] 投稿者:Andy[2004年03月16日 03:26]
大概有名になればなるほど、いろんな複雑なことが付き纏うでしょう。その複雑さに二通りがあります。
その一、当該「有名」のコピーを大量に生産し、世の中に送り込む。ボロモウケ。中国ならではの話。
その二、当該「有名」の悪口ばっかり言う(事実根拠まったくないのに、捏造)。専ら他とは格別的な存在をアピールする張本人の「売名行為」。また、それらをレベルの低い筆者(いわゆる一流新聞社所属)がウソツキ三流紙みたいな書き方で、都合のいいように仕上げ、上と同じように世の中に送り込む。「話題を提供する」と、メチャウレ。「言論自由の民主主義国家」という看板を掲げられている日本ならではの話。
どう思いますか?
[No.12] 投稿者:のっさん[2004年03月16日 17:43]
oky様
突っ込まれるような事をしておきながらとはずいぶんですね。大きな問題は、過去の問題(実際あったかどうかも疑問ですが)をなぜ、アルバムリリース前日に掲載したかと言うことです。明らかに販売妨害を目的としているとしか言いようなく、しかもやっているのが「朝日新聞」と、全国紙でもトップスリーに入る会社だと言うこと。影響度から言えば半端でないはずですよね。バックが云々よりも、それに乗ったジャーナリストがいるという嘆かわしい現実があるということです。
[No.13] 投稿者:赤坂[2004年03月17日 20:13]
のっさん様すみません、ありがとうございます。
(反論は私がせねばならないのに)
会社のパソコンの為、頻繁にこられないのですよ。
さて、oky様
過去、我国も経済成長期には、模倣品、物まね他色々な商品がはびこっていた時期もありました。
国内はもとより海外からの指摘などもあり成長し成熟してきました。
著作権も欧米並みになってきたのはここ15~6年位ではないでしょうか?
中国は文革がさり漸くこれからです。とすれば我々は見守らなくてはいけないでしょうし、時には厳しく注意をせねばならないでしょう。しかし、だからといっていきなり犯罪者扱いは酷いと思いますし、一ファンとして記事の内容は承服いたしかねます。
[No.14] 投稿者:のっさん[2004年03月23日 12:55]
赤坂様、わざわざお礼なんぞ有難うございます。
自分もちょっと新聞記事を書いた事があるので(といっても「日本農業新聞」の通信員としてですが)ジャーナリストのマナーと信念をちょっとですが持っているので、反論を書かせていただきました。来月から全国ツアーが始まりますね。また、中傷記事が書かれそうな気がします。朝日は結構しつこいところがありますから。その時も、変な事書いたなら正論をぶつけるつもりです。
[No.15] 投稿者:赤坂[2004年03月26日 21:42]
ここで書く事ではありませんが、ドイツと違い戦前からの社名を残しているマスコミ関係に期待はありません。
と言うと言い過ぎと怒られるでしょうね?
[No.16] 投稿者:阿[2004年03月31日 17:53]
朝日新聞が3/31の16:00に楽坊の著作権料問題について誤報であることを認め、お詫びの文章を朝日新聞HPに発表しました。
http://www.asahi.com/culture/update/0331/008.html
[No.17] 投稿者:阿[2004年03月31日 19:04]
先々リンク先が無くなると思いますのでお詫びの文章だけ貼っておきますね。
■おわび
2月26日付夕刊「女子十二楽坊、曲を無断使用」の記事で、曲が無断で使われ、著作権料も未払いだったとの記述は誤りでした。日本と中国で適正な法的手続きが取られていました。おわびして、見出しとともに訂正します。
3/31 16:00 朝日新聞社HP asahi.comより
[No.18] 投稿者:赤坂[2004年04月02日 19:53]
拝見致しました。
[No.19] 投稿者:女子十二和尚[2004年10月19日 10:54]
朝日新聞の今年2月末の記事は、その直後に発売されたT芝所属のウー・ファン(古筝)のベストアルバムへの援護射撃の一環に過ぎない。ウー・ファンの口パクやカラオケ演奏は業界では有名で、ピアニストのS氏などは自身のHPで「彼女とは二度と仕事をしたくない」とまで書いている。今回、またも女子十二楽坊の口パク演奏疑惑が出たわけだが、ちなみにウー・ファンは現在、来年1月発売予定のアルバムの制作中。いろいろ疑惑の多い彼女の醜聞はなぜかマスコミは絶対取り上げない。
[No.20] 投稿者:Chan Zu[2004年10月19日 11:30]
Chan Zu (チャン ズー) です。
ウー・ファン (古筝) の演奏は、残念ながら一度も聴いたことが有りません。
> ウー・ファンは現在、来年 1 月発売予定のアルバムの制作中。
来春 2005 年 1 月と言えば、女子十二楽坊の第 3 弾オリジナル・アルバム 『 敦煌 』 の発売時期と丁度重なりますね!?
[No.21] 投稿者:Chan Zu[2004年10月20日 21:44]
Chan Zu (チャン ズー) です。
来春 1 月には、女子十二楽坊の第 3 弾オリジナル・アルバム 『 敦煌 』 が日本で発売されますが、今回はタイにて新しく発売されました VCD への案内をしましょう。
女子十二楽坊資料館においても案内がありましたが、今年 6 月に行われた女子十二楽坊のタイ・バンコク公演コンサートの VCD である
『 12 Girls Band Live in Bangkok VCD 』
が地元の Universal Music ( Thailand ) から発売されました :
http://archives.twelve-girls-band.info/02discography/thailand-vcd.shtml
この 『 12 Girls Band Live in Bangkok VCD 』 が手元に届けられていますので、詳細についてお知らせ致しましょう。
今回、タイにおいて新しく発売されました VCD ( ビデオ CD ) は 2 枚にて 、合計 16 曲のバンコク公演でのライブ映像が綺麗に収録されています。
印刷では Universal Music ( Thailand ) となっているので、これは正規版なのでしょうね。
さて、収録曲目は次の 16 曲になります :
1. New Classicism
2. Miracle
3. Victory
4. Take five
5. Hepbeat
6. Alamuhan
7. Shangri-la
8. Spirit Dance
9. Mountains and Rivers
10. Flower and Youth
11. Freedom
12. Liu San Jie
13. S.D. Garden
14. Toss
15. Inside The Rhythm
16. Thanks For Living Years
以上ですが、是非ともお買い求めになりまして収録映像をご覧くださいませ。
[No.22] 投稿者:女子十二和尚[2004年10月21日 12:43]
ウー・ファン(古筝)については、その学歴の表記の仕方も曖昧であることが音楽界の一部では指摘されていた。「上海音楽学校を首席で卒業」とあるが、そのような名称の学校は現段階でみつからなかった。正しくは、○○年上海音楽学院附属中学校を入学とし、○○年卒業としなければおかしい。彼女のプロフィールにはどこか曖昧な表現で、こちら側に誤解を生じさせる(真実ではないがウソはついていない)ものが多い。中国人全体が誇大広告をする印象を与え、きちんと統一した方がよいと思う。
[No.23] 投稿者:小雀[2004年11月01日 14:05]
伍 芳(ウー・ファン)さんって、音楽番組よりニュース番組に登場して、阪神大震災をネタにいつも泣き顔を見せてる人でしょ?
女子十二楽坊と一緒に論じない方がいい。でも、以前朝日新聞で1990年上海音楽学院附属専門学校卒業と載っていた記憶があります。それより、お父さんの経歴がいつの間にか国営企業に勤めていた普通の人から「胡弓の名手」と変わっていて、「音楽一家で育った」とイメージづくりしたり、有名になったらなったで大変なのでしょう。
(詐称は良いことだとは思いませんが)彼女は芸術家ではなく芸能人と思えば学歴や経歴は大目にみてあげてもいいのでは? ただ、他の中国人演奏家にまで疑惑の目で見られるような迷惑がかからなければ…。(チェック機関や罰則規定があれば言いたい放題が改善されるかもしれませんね)
「受け手側の音楽レベルを問われている」ということで、学歴・経歴ばかりに目を奪われないことが肝心なのではないでしょうか。
[No.24] 投稿者:琵琶京女[2004年12月17日 17:54]
ウー・ファン (伍 芳)は、「ニュースステーション」や「筑紫哲也NEWS23」に出演したことによって〝箔が付いた〟ばかりか、曖昧な表記の学歴(その時々でありもしない上海音楽学校や上海音楽大学を使い分ける)や過去の経歴(①現在の事務所に移籍するまで所属事務所を5、6回変わっていて素性が摑みにくい/②2度の結婚(台湾国籍と日本国籍の男性)/③スタッフや家族でも彼女の所在がつかめない「行方不明」になる度重なるコントロール不能の謎の行動)等がチャラになり、それまで他の在日華人演奏家や関係者から見下されていたのがそれなりに彼女のポジションが確立された。
しかも、彼女の〝自己演出〟は天才的だから、所属事務所も所属レコード会社も彼女の言いなりの観がある。したがって、最新作の『冬牡丹』に至っては、素人の父親が作曲・二胡での共演と、まったく日本人をバカにしたようなCDを発売することとなってしまった。
父親の伍 受天氏が娘に強制的に二胡を習わされたのはたった4~5年前のこと(2,3年前徳島での彼女のコンサートにこの父を出演させ、来日時からのファンが怒った)で、それまでは趣味でも楽器を弾くことのなかった労働者階級の一般の中国人民であった。
以前からウー・ファン (伍 芳)を取材してきた朝日新聞が公正な報道機関であるならば、女子十二楽坊に対し行ってきた取材力を活かし、このウー・ファン (伍 芳)に関しても徹底的に調査して欲しい。でなければ、あの誤報は女子十二楽坊への妨害・いやがらせでしかないといわざるを得ない。
No.23小雀さんのご指摘のように、これまでの業界の悪しき慣例を改善するにはチェック機関や罰則規定が必要かもしれない。アーティスト・レコード会社・所属事務所の姿勢もさることながら、新聞・雑誌・テレビ・ラジオといったマスコミも知らぬ顔を通し協力者となり黙認することは更に罪が深い。
[No.25] 投稿者:小雀[2004年12月20日 12:32]
伍 芳(ウー・ファン)さんは、頭がいいのよ。日本のマスコミが美談や悲劇に飛び付く性質を見抜いて利用しただけで、何の検証もせず、むしろ彼女の意を汲み取る形でテレビや紙面で取り上げる日本のマスコミが舐められてるってことなんじゃないでしょうか。
それに、伍 芳(ウー・ファン)さんは、美人で日本語が堪能だから、取材した記者は洗脳されても仕方ないかも。女子十二楽坊の中に日本語に堪能なメンバーがいれば…いや、音楽に言葉は関係ないかぁ。演奏家は、まず音楽で評価されるべきですよね。
伍 芳(ウー・ファン)さんのCDは年々音を加工するようになり、はっきりいってルール違反に近いアコースティックではないものになっています。女子十二楽坊はアレンジに凝ってはいてもそこはしっかり守っている! 自信と余裕をもって、あまり他のアーティストの揚げ足を取らないほうがいい(まして、伍 芳(ウー・ファン)さんは母国でコンクールの経験も実績もない、ただ古筝を習っていたっていうだけの人)。 『敦煌』の発売が楽しみです。
[No.26] 投稿者:中国音楽大好き[2004年12月22日 17:07]
チェン・ミン(二胡)やウー・ファン(古筝)のように日本人を徹底的に意識した〝謙虚〟な受け応えに対して、女子十二楽坊は「自分たちはオーデションで選ばれた」んだと中国式にアピールをしてしまった点が、インタビューする側の印象を悪くしてしまったのだろう。
日本のマスコミはお涙頂戴話に弱く、ウー・ファンなどはそこをうまく付け入っているに過ぎない。毎日新聞や地元の毎日放送(TBS系)は現在、震災10周年記念企画として彼女に密着取材している(11/28(日) 「ニュースの森」でさっそく放送。「NEWS23」でも特集で大きく取り上げ、筑紫哲也が彼女の宣伝の後押ししてやるのだろう。)。そういう時の彼女はプロの芸能人としてではなく、毎回一般被災者のように振舞うので、マスコミ側も宣伝に利用されている意識がないからタチが悪い。
それに、日本のマスコミは不勉強である。少なくとも事前に取材対象に関する情報収集を徹底的にやれば、ウー・ファンの話す内容のウソや矛盾点に気づくはずである。そもそも、彼女と‘神戸市’はほとんど接点がなかった。「阪神大震災で姉を亡くした」のは事実だが、‘西宮市’の自宅で亡くなったのだ。彼女は最初の結婚相手となる男性宅に前日から泊まっていて命拾いをしたのだが、その男性宅が‘神戸市’。阪神大震災で姉を亡くした美人留学生としてマスコミの注目を浴びるようになる中で、「阪神大震災」=「神戸」といった風潮も出来上がってきた。彼女は急に「姉の好きだった‘神戸’で頑張る」などと‘神戸’との結びつきを強調しはじめ、いつしか「阪神大震災」=「神戸」=「ウー・ファン」となり、神戸の式典ではウー・ファンが演奏に招かれる図式が定着した。
昨年(2003年4月16日)発売の6枚目アルバム『心声』の「光の中へ」の楽曲紹介で、「神戸の町は真っ暗になりました。その暗闇の中で、姉が一筋の光となって天国へ登っていきました。」西宮市の自宅で亡くなった姉が神戸の暗闇の中で召されたわけだ。こうなると、作り話である。
作り話という点では、彼女の「作曲」に関することもファンの間では疑問がささやかれた。1999年6月23日発売の3枚目アルバム『弦舞』の「路」の楽曲紹介の中で、NHK「ときめき日本 ~高野山」で何度も高野山に行ったことに触れ、「初めての曲作りでしたので、とてもドキドキしていました」と当時の心情を書いている。この番組は1997年に放送されおり、作曲の初体験は1996,7年頃のことである。実はこの曲はピアニストのH氏にも手伝ってもらって何とか形になった苦労の末に生まれたものだった。それなのに先述の6枚目アルバムの発売に際し、各インタビューで「実は震災直後から(姉を想うと)あふれるように曲が出来た」と前言のことは忘れたかのように応えるようになり、「光の中へ」の楽曲紹介では「この曲は私が初めて作曲した曲」と。震災を経験したショックや悲しみから立ち直るため、作曲に目覚めたとした方が効果があると考えたのだろう。ウー・ファンお得意の自己演出もやり過ぎると、今までバレずにすんだ作り話まで露呈する結果となり、来日直後から応援してきたファンから「ウソつき」呼ばわりされることとなってしまった。
彼女の行為を許してきた一番の原因は、マスコミの取材の甘さである。少し出来すぎた話だと思っても、突っ込んだ質問ができない(彼女たちは涙を見せれば、日本人は何も言えなくなることを知っている)。
また、中国音楽をあまりにも知らなさ過ぎる。チャイナ服を着て丁寧な日本語を話されると、ウー・ファンこそが伝統的で正統なスタイルと思い込み、‘本物’と勘違いしてしまうのである(本場中国では、古筝演奏家は演奏しやすいようにドレスで演奏する)。
女子十二楽坊への偏見はこういった日本人のカタチ重視の間違った本物志向から生まれているともいえる。
チェン・ミンが『波乱万丈』という番組で、苦労話をしていたことが気になる。ウー・ファンのマネはやめてくれといいたい。女子十二楽坊の活躍にあせるのはわかるが、日本で地道に音楽活動しているほかの中国人演奏家まで実力を疑問視され、誤解されかねない。
女子十二楽坊は、雑音に負けずないでほしい。音楽で勝負できると信じている
[No.27] 投稿者:おれオレ[2004年12月23日 12:47]
No.25の小雀さんの「伍 芳(ウー・ファン)さんは、美人で…(中略)…」やNo.26の中国音楽大好きさんの「阪神大震災で姉を亡くした美人留学生として…(中略)…」 ちょっと待ったぁ~!! 美人だぁ? もう15年程前になるか、来日した年の冬に京都で彼女に会ったけど、エラの張った四角い輪郭に森口博子をもっと目鼻立ちをなくした感じで、ガタガタの黄色い歯(5人の拉致被害者が日本に帰国した直後の映像からもお分かりだろう)の子だったよ。中国琴を弾くって聞かされた記憶があるから、別の同姓同名の人間ではないだろう。
音楽に美人もなにも関係ないだろよ。オレは女子十二楽坊のように素朴風なのに好感をもてる。手を加えれば美人になれると思う子もいないわけではないが、ウソはもうたくさんだ! 外見やプロフィールに飛びつく朝日新聞のようにニセモノを絶賛するようなヘマをやらかさないためにも、落ち着いて音楽に耳を傾けろ。
[No.28] 投稿者:神戸[2004年12月28日 17:25]
朝日新聞の中にも中国音楽に多少は通じている人間はいるだろうに…前からウー・ファンのインタビューに疑問を感じていたのは自分だけはなかったことにホッとした。
彼女は自分の演奏する楽器(古筝)を説明する時に必ず「日本のお琴の原型(もと)」という言い方をするんだよね。だから彼女を紹介する日本の記事やテレビ・ラジオの司会者は「中国の古典楽器の古筝を現代に伝える」のように伝統楽器の伝承者扱いするんだけど、女子十二楽坊やウー・ファンらの弾いている21弦の古筝は40年ぐらい前にできた新しい楽器といっていいもの(改良は今でもどんどん進んでいる)ので、むしろ日本の13弦筝の方が大陸から伝わった原型に近い姿を留めている。チェンバロとピアノの違いほどあるといえばわかるだろうか。ジャン・シャオチンなんかはそのへんあたりのことは毎回きちんとインタビューで説明しているのだが…。
ウー・ファンという人は、他の中国人演奏家の家柄に引け目のようなものがあるんだろう。だから、つい事実よりも大きなことを言っているように思う。日本人の不勉強をいいことに。
[No.29] 投稿者:京大OB[2005年01月03日 13:44]
ウー・ファンについては僕も一言あり! 今回の最新アルバムは「ウーファンが影響を受けたアーティストをゲストに迎え」とあり、父親をあろうことか「二胡奏者」としている。
今まで自分を売り出すために、われらが亡き伍鳴(ウー・ミン)を散々好き勝手に利用して来た行為も許せなかったが、今度は親父まで二胡奏者に仕立てて〝子供の頃から音楽に触れて育った〟かのように繕うなんて卑劣極まりない!
以前、ウー・ファンはレギュラーだった神戸のAMラジオの中で、古筝との出会いを「上海の民族楽団の歌手だった叔母が、楽団にあった穴の開いた古筝を持ち帰ったものを弾かせてもらった。すぐに好きになり、その壊れた楽器でずっと練習した」と決して裕福ではない子供の頃の話をしていた。
美人の姉の下で目立つことのなかった彼女は、阪神大震災で注目され日本中の同情を一身に集め、中国人演奏家の中で成功を収めた。その過程で「作り話」をしても決してとがめられず、自分の描くシナリオどおりに周りが動いてくれ、日本のマスコミをうまく使えば面白いほど〝なりたい自分〟になれてしまった結果が、今回のCDでまったく素人の親父の「ゲスト」扱いにまで至った。日本の音楽業界のみならず、日本社会を完全になめきっている行為だ! そして、ここの書き込み人たちが指摘するように、まっとうな中国人演奏家まで疑惑の目で見られて迷惑を及ぼす罪は絶大なものである。
僕たちウー・ミンを知る仲間が集まると最近こういう話が必ず出る。あの南京大虐殺の被害者数は20万人説が正しいのではないかと。ウー・ファンの「作り話」がすんなりと事実としてマスコミに取り上げられる現実と、いつの間に30万人に摩り替わってしまった構造が似ているからだ。取材する側の甘さを見越して、いい感じで語られると、何の検証もせず、ただ受け入れてしまう、いや受け入れたくなるような語り口なのだろう。
けっしてウー・ファンへの誹謗中傷ではない。ただ、洗脳とは特別な秘儀・行為によってもたらされるものでがなく、案外こちらの「感動したい」心情をくすぐられる形でやられるのだなと。
いずれにせよ、最低のルールである検証を怠らないことが、なめられない第一歩であることを自覚せねばならない。
[No.30] 投稿者:神戸[2005年01月07日 17:22]
ウー・ファンのやっていることは「作り話」レベルではなく、はっきり「捏造」である。
行き付けの中華料理屋に(店の夫婦の日本語は日常会話ができる程度のレベル)、毎日新聞神戸支局へ感動的な手紙を書かせたり、自分の親父さんの職業を二胡奏者に変えたり、自分の描くストーリー通りに周囲の人間に動いてもらうんだよな。
彼女の場合、罪が深いのは、ニュース番組でそのままそのウソをつくところだと思う。バラエティーや音楽番組でのウソなら、売り込むために仕方なくやっているんだなと理解もしてやれるが、報道番組を利用するのは他の大きな目的がある、つまり情報操作に値する。
「捏造」を許すな!
[No.31] 投稿者:毎朝新聞[2005年01月10日 14:02]
No.30さん、「捏造」とはまた過激な…せめて「やらせ」ぐらいの表現にしてやれよ。
たしかにウーファンは報道・情報番組への出演が多いよな。その方が‘本物’という証明をもらったようなお墨付き効果はある気がする。過去の手ごたえから報道ウケするネタを作ってしまうんだろう。
それに個人的感想だが、彼女はいつもヒロインを演じたがっている節が見え隠れする。TBSの「道浪漫」という番組だったか、「中国にいる両親を思い出しちゃって」と突然泣き出したりして番組変わっちゃってるつーのっ!! そういう‘私ってかわいそーキャラ’‘私を守ってオーラ’には「いい歳していつまでカワイ子ぶりっ子してるんだよ」と突っ込みたくけど、実際彼女を目の前にした現場は、マネージャーといえども注意できねぇんだろうな。
さて、「やらせ」にハマッたという指摘のあった毎日新聞の神戸支局の記事を読んだが、支局ぐるみで釣られたのがよくわかる。事がうまく運び過ぎる展開に誰一人として疑問をもてなかったのであろうか。それとも異議を差し挟めないほど現場は盛り上がっていたのであろうか。中国人の間ではもう日本のマスコミの手の内はすっかり読まれているのだけはいえるだろう。弱者を装った外国人につけこまれないように、報道機関は現場の人間にプロ意識の再教育を徹底的にすべき時が来ているのではないだろうか。
[No.32] 投稿者:管理人[2005年01月10日 22:22]
自作自演が続いたのでコメント欄を閉鎖します。
本記事と直接関係のないウー・ファンについての投稿が続いていたのですが、調べてみたところ同一人物が繰り返しハンドルを変えて投稿しています。以後、ウー・ファンについての同様の投稿を禁止します。今回の投稿禁止措置は、ウー・ファンに関する話題の内容の是非ではなく、自作自演投稿に対する罰であることをご理解ください。
-2004-10-19 10:54:47 61.119.179.133 ◇女子十二和尚 OCN
-2004-10-21 12:43:36 211.123.238.162 ◇女子十二和尚 OCN
-2004-11-01 14:05:43 221.244.51.162 ●小雀 UCOM
-2004-12-17 17:54:32 221.244.22.34 ◎琵琶京女 UCOM
-2004-12-20 12:32:15 221.244.51.162 ●小雀 UCOM
-2004-12-22 17:07:46 220.151.238.146 ◎中国音楽大好き UCOM
-2004-12-23 12:47:19 221.244.51.162 ●おれオレ UCOM
-2004-12-28 17:25:46 61.119.173.190 ◇神戸 OCN
-2005-01-03 13:44:03 221.244.51.162 ●京大OB UCOM
-2005-01-07 17:22:17 61.119.172.37 ◇神戸 OCN
-2005-01-10 14:02:52 221.244.51.162 ●毎朝新聞 UCOM
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