グラミーノミネートが発表されて、アメリカ市場に打って出る女子十二楽坊の名前はそこになく、少し残念に思いながらも、女の子たちとプロデューサー王暁京は来年に期待を抱いている。また、感慨にふけっているほどの時間も内容で、毎日のスケジュールはびっちり詰まっている。来年1月8日と9日、彼女たちは北展劇場で二回のコンサートを開く。そのほか、来年はヨーロッパ市場に進軍し、欧州人にも知らしめることになる。十二楽坊の北京でのリハーサルの二日間のすきに、記者は楽坊の支配人・王暁京に取材した。
記者:楽坊は今年グラミー賞を受賞できませんでしたが、今年は非常に多くの成果を収めました。楽坊の成功はどういう理由があると思われますか?
王暁京:まず間違いなく音楽がよいことです。しかし、現在の楽坊の音楽はまだ最善のものではないということを認めなければなりません。だから、一方でマーケティングリサーチも必要なのです。民族楽器演奏という分野はずっと空白でした。中国は唯一民楽学校を有している国家であり、毎年多くの民楽学生が卒業しています。外国ではこれはありえないことですが、国民はそれを意識していません。楽坊は日本の垣根の中で花を咲かせてその香りは垣根を越えました。これは天の時・地の利・人の和があったからです。
記者:しかし、楽坊の形式がよかったのだという人もいます。十数歳の若くてきれいな女の子が舞台に立って、演奏は女性風のあでやかな器楽ならば、だれもが喜ぶだろう、と。
王:これも要素の1つであることを否定はしません。日本人は女性芸術家の特徴、長髪で音楽も弾けるというのを好みます。しかし、これは小さな要素であって、主要なものではありません。わたしたちの音楽は日本ではヒーリングミュージックとしての地位を確立しています。日本人の生活上のストレスは大きく、楽坊の音楽は激しいエネルギーを与えますから、聞くと気持ちが楽になるのです。
記者:いつ国内市場に戻って展開するのですか?
王:今はよい海外市場があり、わたしたちは先に中国文化を撒き散らすことになります。これは大言壮語ではなく、以前にはわたしたちも思っていなかったことでした。わたしたちのレコードはすでに販売量の問題ではなく、文化交流の使命を帯びたものとなっています。今年、わたしたちは国内では99回しか公演をしませんでしたが、多くの日本のファンが飛んできてわたしたちの公演を見てくれました。わたしたちは、中国音楽を全世界に広めたいと思っています。これまで日本人の大多数は中国を理解せず、中国がどのように発展しているかも知りませんでした。今、多くの日本人は中国民族楽器を学び始めています。日本での中国古典楽器スクールは四月に始まります(※1月末から二胡初級講座開始)。
記者:遠くない将来、どんな発展計画がありますか?
王:ひとつは「小女子十二楽坊」で、これは全員13~14歳の女の子で、楽坊と編制はあまり変わらず、演奏はすべて古典的童謡となります。もう一つは「半打玫瑰(半ダースのバラ)」で、六人、もっぱら少数民族楽器を演奏します。
記者:すべて女の子ですか? 女の子が芸人になるのは利点があると思いますか?
王:いいえ、私が女性芸人を作るのに利点があるのです。どうして利点があるのかというのはうまくいえませんが、直観です。
記者:聞くところによると、楽坊の女の子たちは在職期間中、恋愛を許さないそうですね?
王:そんなことないですよ。しかし、私の知っている限りでは、彼氏と別れたのは、別れて住んでいたからではなく、我々が進歩的になったのに相手はそうではなかったから、というものでした。
記者:毎日女の子たちと一緒に生活しているので、多くの人が嫉妬していますよ。
王:実のところ、女性を管理するのが一番難しいんですよ。たとえば、彼女たちが最も大変だったのは今年の王洛賓コンサートの時で、楽譜はみんな新しく、難度は極めて高く、徹夜しなければならず、全員が不平を言いました。わたしは彼女たちをなだめて、今回のコンサートのチケットは、必要なだけ君たちにあげるよ、と言いました。彼女たちが発送し終わるのを待って、わたしは警告しました。舞台の下にいるのは、みんな君たちの親しい朋友たちだ。練習しないなら、君たち自身が面目を失うよ、と。これはきつかったかな?
晨報記者:楊欣欣
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