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十二楽坊版「三国志」 by 楽坊迷


しょのいち<桃園の義>

ある日、町の壁に貼られた「○ー娘。」のポスターを見てため息をつく一人の若者、もとい美女がおりました。

健楠「フゥ・・・」

するとうしろから、

張「なぁ~に、ため息なんか吐いちゃって?ひょっとして○ー娘にはいいりたいの?」と大きな声が!

健楠「いや、そうじゃないんです。私は、劉備、字は健楠といいます。いまの世の中は、機械で音をつなげたニセモノの音楽で溢れています。私はこの世に本物の音楽を広めたいのに、私一人ではあまりにも非力。それで、ため息を・・・」

張「これは失礼しました。私は張飛、字は爽といいます。そうよね、いまニセモノが多いものね。私も常々そう思っていたのだけれど、どうしたらいいかわからなくて・・・。そうだ、あなたに会わせたい人がいるんだけど、あたしのおねーちゃんの家に行きましょ!」

ーーー                 ----

爽「おねーちゃーん、いるぅ~!!」

関「な~に~、そんな大声出さなくてもきこえるわよぉ~」

奥からのっそりと出てきたのは、長身の奇麗なロングヘアの美女。

関「あら、お客さん?私は関羽、字は麗君ともうします。義妹の爽に伺ったところでは、大きな志をお持ちとか」

健楠「そうなんです。私は本物の音楽を世に広めたいんです!」

麗君「なるほど、私も爽も常々そう思っていましたが、よきリーダーに会えませんでした。あなたなら、任せられそうです。」

爽「じゃあ、義姉妹の契りを結びましょ」

ーーー      ーーーーー

健楠「我ら、生まれた日は違えども、」

麗君「同年同月同日に、」

爽 「死せんことをここに誓う!」

♪♪♪~~~(琵琶、二胡、古筝の合奏)♪♪♪~

ーーー    ---

こうして、桃の花の咲く園で誓いを立てた三人が、伝説を創っていくのであった。

しょのに<三顧の礼>

さっそくユニットを組み、「本物の音楽」を広めることにした三人。しかし、オーディションは連戦連敗・・・。

健楠「わたしたち、何が良くないのかしら?腕は本物なのに・・・」

爽 「それはプロデューサーの見る目がないのよ!あいつら節穴ばっかし」

麗君「まぁまぁ。私が思うに、私たちに足りないのは軍師、つまりメロディーから伴奏までこなせるサポート役よ。どこかにいい人はいないかしら・・・」

爽「そうだ!西の山にすごい人が住んでるって聞いたわ。いってみましょ」

   

こうして三人は『軍師』を尋ねて西の山へ・・・

   

爽「あっ、ここだわ。こんにちは~、諸葛松梅さんのおうちはここですか~!」

バオ童子「相すみませんが、お師匠様はただいま留守にしております。

後日おいで下さい。」

健楠「仕方ないですね、また参ります。」

   

ーーー数日後ーーー

麗君「今日はさすがにいるでしょ。こんにちは~」

バオ童子「ごめんなさい、お師匠様は楊琴のバチに使う竹を取りに山へ・・・。またおいで下さい」

健楠「また来ます・・・(ガックリ)」

爽「なにそれ!プンプン!!」

麗君「まぁまぁ」

   

ーーーさらに数日後ーーー

爽「今日こそは首根っこ摑んでも会ってやるわ!こんにちは~!!」

バオ童子「今日はお師匠様はおりますが・・・。いま昼寝してるんです。」

麗君「なんですって!(怒)」

健楠「まぁまぁ、睡眠不足は美容の大敵よ。待ってあげましょ。」

  しばらくして・・・

松梅「ふぁ~あ~・・・。あっ、これはお恥ずかしいところを・・・。私が諸葛松梅、字はメェメェです。」

健楠「私は劉健楠、世に本物の音楽を広めたいと思っています。どうか貴女の力を私に貸してください」

メェメェ「わたしを三度も尋ねてくれたことで、貴女の想いが本物だとわかりました。ぜひ、私をお仲間に加えてください。また、あのバオ童子もかなりの琵琶の達者です。お役にたつと思いますよ。(ニコニコ)」

   

こうして、「臥龍」メェメェは健楠のもとで目覚めることとなった。また、バオ童子は後に「宝統」と名を改め、メェメェと並び「鳳雛」と称されることとなる(笑)

しょのさん<健楠、西涼の馬超を配下に迎えること>

メェメェ、バオの二軍師を得て、ユニットとしての厚みを増した健楠一党。しかし、さらなる強化を目指し、人材探しの旅が続く・・・。

   

メェメェ「このあたりに、凄腕の使い手がいるという噂なんですが・・・」

爽「おなかへった~、もう歩けない~!」

麗君「もう少し行くと梅林があるから、そこで休みましょ。それまで我慢ね」

  

と、そこへ風のように走り寄る人影が!

雷「お前らか、悪徳プロデューサーは!親と弟たちの敵、覚悟しろ!!」

健楠「いったい、どうゆうこと?!」

雷「ボクは馬超、字はレイインだ。ボクのお父さんは悪徳プロデューサーに騙されて、一家はバラバラになってしまったんだ。おかげでボクは男の子みたいなカッコで放浪しなくちゃならないし・・・。」

メェメェ「この方は違うのよ・・・」

雷「問答無用だ!覚悟しろ!!」

爽「ナマイキな子ね~!そんならあたしが相手よ、かかってらっしゃい!」

♪♪♪『十面埋伏』♪♪♪~

雷「なかなかやるわね!しかし、これでも食らえ~!」

♪♪♪『賽馬』♪♪♪~

麗君「二胡には二胡で。爽、私に任せて!!」

♪♪♪『賽馬、さらに早弾き』♪♪♪~

雷「ヤバッ、ちょっと負けたわ。でも、必殺、独弦琴!ア~ンド阿拉木汗ステップ!!」

麗君「うぅっ、人の弱みに付け込んで・・・。おね~たま~、たすけてぇ~(泣)」

健楠「あらあら、しょうがないわねぇ~。じゃあ、爽、いくわよ!」

♪♪♪『山水』♪♪♪~

雷「ま、負けた・・・(ガックリ)。この人たちは本物だ。それに一人よりみんなでやる方が楽しそうだし、音も広がりが出る・・・。」

健楠「私たちは世に本物の音楽を広めて天下の人の心を安らかにするのが望みなの。あなたの力を貸してもらえないかしら」(流し目)

雷「・・・(ドキッ)・・・わかりました。ぜひお力になりましょう。幸い我が副将には、ボクの為には命をも惜しまない男がいますし」

   

こうして、西涼の馬超ことレイちゃんは、副将ともども健楠一党に加わることとなった。なお、この副将の名は定かには伝わっていないが、「○命」という名が一部の史書に伝わっている(笑)

しょのよん<健楠、貂蝉と出会うこと>

XXXX年、健楠は婦羅帝阿城を本拠に定め、本格的な活動を開始した。それに伴い、健楠のもとにはさまざまな人材が集まるようになっていた。今日もそんな人が一人、二人・・・

 

ビン「こんにちは。わたしは趙雲、字はビンチュイ。前の事務所はいいところだったんだけど、悪い人たちに潰されてしまったの。それで、健楠さんのところでお世話になりたいんです。こういっちゃなんだけど、笛の腕なら誰にも負けないわ!」

健楠「公孫瓉さんは残念な最後でした。でもよく来てくれたわね。一緒にがんばりましょ!」

 

媛「こんにちは~。おら、陶謙先生の紹介で来ました孫乾、字は媛といいますだ。よろしくお願いしますだ。」

健楠「陶謙さんの紹介なら腕は確かね。こちらこそよろしくね。」

こうして、ビンチュイ、孫媛の二士を得た健楠軍。ある日、悪徳プロダクション討伐(笑)に出たときのこと・・・。

そのプロダクションに着いたときには社長はすでに逃亡し、人の気配が全くなかった。

 

ガタッ・・・

爽「誰かいるの~」

クン「アタシは貂蝉、またの名をジャンクン。あんたたちのせいでアタシは明日からどうやってご飯たべればいいのよ~!こうなりゃあんたたちを道連れに・・・。食らえ『月児高』!そして、めろめろビ~ム!!」

♪♪♪『月児高』♪♪♪~

バオ「なんだか、くらくらするぅ~」

麗君「そのケはないのに、なんかアブナいかも・・・」

健楠「みんな、しっかり!それなら・・・」

♪♪♪『戦台風』♪♪♪~

アンドおね~たまビーム!

そんなことしちゃダメ!

クン「ハッ、アタシなにしてたんだろ?確かにこんなことしてても先は無いし・・・」

メェメェ「貴女の腕を世のために活かしてみたら?人を騙すのではなくて、人に安らぎを与えるのです(ニコニコ)」

クン「そうですね・・・、私やってみます!」

 

こうして、女も酔わす絶世の美女貂蝉ことジャンクンもまた健楠軍に加わることとなった。おね~たまになぜビームが効かなかったかについては史書も伝えてはいない(笑)

しょのご<ビンチュイ、乱戦の中より『阿斗』を救い出すこと>

笛組を迎え、さらにバンドとしての形を整えた健楠軍。あちこちの領主からの要請を得て、西に東に『本物の音楽』を広めるべくライブ活動を行っていた。

そんなある日、とある会場でのこと・・・

   

健楠「あ~っ!!」

爽「おね~たま、どうしたの?」

健楠「会場に『阿斗』を置いて来ちゃった!!」

  ―『阿斗』とは、胸に七つの傷、もとい胴に七つの星(玉)をちりばめた古筝でおね~たまのお気に入りである。別名「ケン○ロウ」とも(笑)―

雷「あんなデカいもの、どうやったら忘れてこられるんです?(←あきれ顔)」

麗君「今日は阿拉木汗間違えないように集中してたから、もう力仕事したくないわ~」

メェメェ「なによりも、ライブがはねてお客さんが帰るところです。今行けばもみくちゃにされてしまいます。」

健楠「でも早く調整してあげないと・・・」

   

みんなが困り果てているところへ、力強い声が!

   

ビン「『阿斗』を取ってくればいいのね?わたしにおまかせ!」

そう言うと、ビンちゃんは群がりくる群衆の前に立ち、笛を吹き始めた。

♪♪♪~、♪♪♪~(&ビンちゃんビ~ム!)

すると、群集の動きが止まり笛の音につられてハーメルンの笛吹き状態に。すかさず、ビンちゃん配下の村民たちが「羊肉好き~?」と言いながら誘導していく・・・。あっというまに海が割れるように一筋の道ができた!

ビン「今よ!急いで!!」

  

こうしてビンちゃんは無事に『阿斗』を取り戻した。この事件は『小笛子』の名を高からしむることとなった。また、『阿斗』はこの騒ぎのショックか、このあとイマイチの音しか出なくなったという(笑)

しょのろく<健楠三姉妹、呂布と干戈を交えること>

前回に引き続き、精力的に活動を行う健楠軍。ある日、会場から引き上げようとすると、一人の騎馬武者ならぬ二胡奏者が一行の前に立ちはだかった・・・。

   

イェン「お前たちか?いま話題の美人演奏家集団というのは?」

爽「(キャア、美人だって!)そうですけど・・・?」

イェン「私は呂布、字はインイェンだ。美人というから心穏やかならず来てみれば、フッ、この程度か(ニヤリ)」

健楠「ぬぅわんですってぇぇぇ~!!(怒怒怒) 爽、麗君、やっておしまい!」

爽「あらほらさっさ!」

麗君「って、おね~たまドロンジョさまじゃないんだから・・・。でも売られたケンカは買わせてもらうわ!」

♪♪♪『五拍』♪♪♪~

イェン「やるな。しかし、まだまだ!」

♪♪♪『二泉映月』♪♪♪~

爽「さすがにあの自信・・・。やるわね・・・」

健楠「ひるんじゃダメよ!『漁舟唱晩』!!」

♪♪♪『漁舟唱晩』♪♪♪~

イェン「くっ、三人を相手じゃ私も分が悪い。また会おう、さらば!」

 

雷「いっちゃいましたね~。なんて勝手な人なんでしょう。」

麗君「でも、自分で言うだけのことはあるわね。私のほうが可愛いけど。」

  

こうして、呂布ことインイェンと健楠たちは引き分けたのであった。のちに、インイェンは健楠一行に加わることになったのであった。彼女が何を思ったのかは史書も伝えていない(笑)

しょのなな<麗君、黄忠と戦ってその命を助けること>

ライブ活動と併行してニセモノ討伐も行っている健楠軍。

あるインチキ事務所へ向かう途中のこと・・・。

  

ジン「悪いけど、ここを通すわけにはいかないわ!」

バオ「あなた、だあれ?」

ジン「私は黄忠、字はジャンジン。恩義によってここを通すわけにはいかないの」

媛「あそこは悪い人たちだども・・・」

ジン「それはわかってるんだけど・・・。義理と人情秤にかけりゃ義理が重たい楽坊の世界・・・」

麗君「そういうことなら私が相手になるわ。私が勝ったら通してもらうわよ」

ジン「受けて立つわ。『江河水』!」

♪♪♪『江河水』♪♪♪~

麗君「なんの、まだまだ!『勝利』!!」

♪♪♪『勝利』♪♪♪~

ジン「やるわね。それなら・・・」

♪♪♪~

麗君「そうくるなら、こっちは・・・・」

♪♪♪~

   

見事な二人の応酬はいつ果てるともなく続くと思われたが・・・

  

♪♪♪~(ブツンッ!)

ジン「あっ!!弦が・・・」

麗君「楽しかったわ。弦を張り替えてからまた改めて勝負しましょ。サバラ!」

ジン「グワシ!!(←ってなぜ『ま○とちゃん』???でもいい人だったなぁ・・・)」

   

こうして健楠一行は無事に討伐に向かった。そしてこのあと、意気に感じた黄忠ことジャンジンは健楠軍に参加することになる

しょのはち<赤壁の戦い 前編>

「本物の音楽」を広めるため闘う健楠一党。その一方でニセモノ勢力も、ただやられるのを待っているわけではなかった。

 乱世の奸雄 英別狗須は、ニセモノ勢力を糾合し『偽』を建国、『偽王』を名乗った。そして、その強大な力をもって健楠軍に攻勢をかけはじめた。

 劣勢に立たされた健楠は、一気に勝負をかけることを決意する・・・

  

健楠「ここで、一気に大型ライブを仕掛けようと思うんだけど・・・。」

メェメェ「それはいい考えです。しかし、我々だけでは力が足りません。呉の孫権殿を頼りましょう。」

媛 「呉の国だか?」

メェメェ「呉は、国は豊かで人材も揃っています。また兵も強く、特に水軍は『すん○ぃんず』との異名をとるほどです。敵にまわすべきではありません。」

健楠「それもそうねぇ・・・。でも誰が孫権殿を説得するの?」

メェメェ「それは、私と、孫媛で行ってきます。」

媛  「ちゃんとまとめてくるだよ。おまかせあれ。」

  

こうして二人は、呉の国の王宮 ヨータンヤー城へ・・・

  

テンテン「うちが孫権、字はテンテンや。遠いとこをよう来てくれはったなぁ」

メェメェ「テンテン殿にはぜひ我々と一緒に闘ってほしいのです。」

テンテン「あんさんとこと組んだら、なんかえぇことありますのん?うちとこには楊琴の名手の周瑜ことジンジンもおるしなぁ・・・」

媛 「このままではテンテンさまのところもニセモノにやられてしまうだよ。

おらたちと一緒にやれば、笛も琵琶もおるで、テンテンさまの二胡も映えるだよ。試しに・・・」

♪♪♪『蔭中鳥』♪♪♪~

テンテン「すっご~い!わかったわ、あんさんらとやってみましょ!」

  

こうして、孫媛の活躍で健楠軍は孫婷軍と同盟を結ぶことに成功した。しかし、新たなる問題が・・・

しょのきゅう<赤壁の戦い 中篇>

健楠とテンテンの同盟により、今回の作戦担当になった、メェメェとジンジン。静かな戦いが始まる・・・。

  

ジンジン「今回のコンセプトは何で行きましょうか?(メェメェがなんぼのもんじゃい!)」

メェメェ「私も考えがあるけれど・・・。あなたは?(小娘には負けないわ!)」

ジンジン「それは・・・楊琴で示すことにしましょう。(まずは小手調べよ)」

メェメェ「望むところです。ニコニコ(お手並み拝見ね)」

      ~二人の合奏~

♪♪♪~

♪♪♪~

   

雷「こ、これは・・・『輝煌』の十三曲目・・・」

  

ジンジン「今回のコンセプトはズバリ『火』ですね。(よ、読まれていた!?・・・)」

メェメェ「燃える火は、おね~たまのイメージにもぴったりですね。(貴女の考えは、すべてまるっとお見通しです・・・)ニコニコ」

  

だから、女って、こわい・・・。

  

そのころ、バオちゃんは集客率を上げるため、キャンペーン活動を始めていた。

バオ「何人かで行ってプロモーションをしてきます。それで、各メンバーの応援団を作ってもらうの。名づけて『連環の計』よ!」

  

バオ「バオでぇす。がんばりまぁす。」

爽「オウエンシテネ!」

麗君「・・・(モジモジ)・・・エヘッ・・・」

   

群衆「か~わい~い~!!」

   

こうして『ぱおちゃんず』、『爽杏』、『猫りーちゅんず』等の「船団」(笑)が次々にできた。

なお、健楠自らも出馬しようとしたが、一部の家臣から止められた、との記録がある史書には残っている。(←かなり内輪ネタ(^^;)

  

こうして決戦の準備はほぼ整ったが、健楠たちの前に最大の難題がたちはだかる・・・!!

しょのじゅう<赤壁の戦い 後編>

決戦を待つばかりとなった健楠・テンテン連合軍。しかし、最大の難題が・・・

   

健楠「今回のライブのコンセプトは『火』よ。」

ジンジン「それはいいのですが、一つ問題が・・・」

爽「何が問題なの?」

ジンジン「『風向き』です。敵の妖術師、朝○新聞が仕掛けた『デマの計』によって我々に対する風当たりは最悪です。このままでは、『火』で攻めることは困難です。」

雷「そんなのないよ~!」

メェメェ「ならば、風向きを変えるまでのこと。私の楊琴の威力をご覧あれ(ニコニコ)」

   

こう言うと、メェメェは高い壇上に楊琴を据え、おもむろに『将軍令』を奏で始めた。

「天帝地将の名において命ずる。悪しき風を払い、我らの敵を打ち滅ぼせ!!メェメェェェ~!!」

♪♪♪~

すると、辺りが急にザワザワして一陣の強い風が!!

  

楽坊さんたち可哀想~!朝○許さ~ん!!

  

麗君「キャ~、風が変わった~!」

ジンジン「これで行けますよ!!」

  

こうして風向きも追い風になり、健楠は決戦場を「武○館」に定め、ついに運命のライブが始まった。

♪♪♪『奇跡』♪♪♪~

のっけからインイェン、ジャンジンのまさに『火』のような二胡の演奏、爽、バオの琵琶に聴衆の熱気は一気にヒートアップ。そして、『ぱおちゃんず』、『爽杏』などの各船団は次々に炎上していく(笑)

   

そして、ライブの最後、『自由』

現れたメンバーの衣装は、真紅。

それがひな壇の定位置についたところは、まさに『赤壁』が燃え上がったかのようであった。

   

こうして健楠は大勝利を収めた。

その後、健楠は『周』を建国、中原に鹿を逐うのみならず、世界帝国へと発展していくのであった。

♪♪♪『紫禁城』♪♪♪~

  

     終劇

<あとがき>

 私がこの話を書こうと思ったのは、おね~たま部屋のてすこ姐姐のカキコがきっかけでした。(詳しくはおね~たま部屋の184あたりをご覧下さい。)

 その思いつきに賛同してくださったので、このお話ができました。御礼申し上げます。

  

さて、このお話、元ネタは当然『三国志』なんですが、思いつきで書いていったので、武将の登場時期などがデタラメです。

 劉備たちが呂布と闘ったのは、孔明が臣下になる前ですし、龐統は孔明の弟子じゃないし、黄忠が蜀の武将になるのは赤壁の戦いのあとですし・・・と挙げればきりがありません。まぁ、『三国志』風味ということで・・・(^^;)

 ただ、『三国志』を下敷きにしている部分もあって、レイちゃんの役の馬超は父と弟たちを曹操に殺されて劉備軍に参加してますし、ビンちゃんの趙雲は主君の公孫瓉を曹操に滅ぼされて、蜀に参加しています。また、媛姫の孫乾は、徐州の太守陶謙の推薦で劉備に仕えています。

 エピソードも、『桃園の義』、『三顧の礼』は当然、趙雲の長坂での活躍(阿斗は劉備の子。この人がもう少しまともなら・・・)や関羽VS黄忠(黄忠の馬の足が折れて落馬したが、関羽は「また馬を換えて闘おう」と言った)、孔明VS周瑜(互いの策を掌に書いて「せえの!」で見せ合ったところ『火』と書いてあった)、そしてお約束、『孔明、妖術で東南の風を起こす』も踏まえてあります。

 ここでキャラ解説をば・・・

劉備・・・おね~たま。もう、この方で決まりでしょう。名前から周瑜の線もあったのですが、ほかにはありますまい(笑)

関羽・・・麗君さん。五虎将筆頭→主席二胡、長いひげ→ロングヘア(←ヲイヲイ)のイメージから。阿拉木汗はネタです、いまはバッチリです(笑)

張飛・・・いつも元気者の爽ちゃんで決まり!名前も『張』だし・・・(^^;)

孔明・・・劉備の補佐役、ということでメェメェさん。最後でちょっと毒を含ませてみました。

龐統・・・完全な思いつき。ぱおちゃんずの皆さんごめんなさい。

馬超・・・レイちゃん。「ショートカット→ボーイッシュ」の単純なイメージから果敢な猛将馬超に。雷命さんネタになってくれてありがとう!

貂蝉・・・クンさん。目から妖艶な光線を放つ美女、ということで・・・。でも、おね~たまには負ける?

超雲・・・槍一筋のスマートな武人、ということで笛一本のビンちゃんで決まり!

孫乾・・・この人は、名前から媛姫にしたのですが・・・。特徴をだそうとして方言をしゃべらせたら、単なる『いも姉』に・・・。masaruさんほか孫媛ファンの方、ごめんなさい。せめて、小林綾子のイメージで・・・(^^;)

呂布・・・呂布というと、『裏切りの猛将』のイメージがありますが、むしろ孤高の闘将、ということで殷焱さんに。かなり、りょうさんの影響受けてます(笑)

黄忠・・・老人ということで誰にするか悩んだのですが・・・『老師』がいるじゃないか!!(笑) 完全な思いつき。ファンの皆さんごめんなさい

孫権・・・これも名前から。テンテンちゃんに関西弁を話させたのは、『蒼天航路』という漫画で孫尚香(孫権の妹)が関西弁をしゃべっていたのでまねてみました。失敗。

周瑜・・・ジンジンちゃん。名前からいくと馬超の線もあったのですが、ちょっとイメージちがうよなぁ・・・。で美周郎にしてみました。メェメェさんとバトルもあり(笑)

   

心残りといえば、『三国志』といいながら魏の武将がでてこないことと、力量不足でハンパなお笑いになってしまったことでしょうか。

ただ、魏の武将を出すと、一緒に闘う『十二楽坊』にならないので・・・(^^;)あと、赤壁のあとは蜀は衰退する一方なので、後はあんまり・・・(笑い)ただ、番外編として気が向いたら書くかもしれません。

 また、しょのはちで横レス下さった方、「SWEET三国志」は読んだことがありません。誰の作品ですか?教えていただけるとうれしいです。

私の三国志は、ほぼNHKの人形劇と光栄の三国志シリーズが元ネタです。(むしろ『三国無双』になっちゃってるけど・・・)

  

最後に、ヒントを下さった てすこ姐姐、いつもレスで励ましてくださった 外猫さん、徳さん、らくぼーさん、りょうさん、ひでくんさん、快くネタになってくれた雷命さん、そしてこの長ったらしい駄文を最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

  • 2004/05/17~05/30
  • written by 楽坊迷


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