女子十二楽坊資料館 |HOME|資料集|ニュース|ブログ|掲示板|

女子十二楽坊ブログ

女子十二楽坊資料館HOME > ブログ一覧 > 女子十二楽坊について > この記事

十二と13、数の話(ヨタ話編)

 女子十二楽坊で王暁京さんがこだわっている「十二」という数字、そして13人という人数についてのヨタ話。私が勝手に言ってるだけで、別に王さんがこういうことを意図していたというわけじゃないのでご注意。


その1 パン屋の1ダース

 1ダース(1 dozen)といったらいくつですか? もちろん12ですね。

 では「パン屋の1ダース」は? googleで「baker's dozen」を検索すると、google電卓機能で「13だよ」と答えを教えてくれます。

 なぜ「パン屋の1ダース=13」なのかということについては、Straight Dope Staff Report: What's the origin of "baker's dozen"?によると、以下のとおりです。

 第一の説は古代にさかのぼります。パン屋は疑いの目で見られていました。客に目方をごまかして売っていることが普通で、しかもそれが簡単にできたからです。多くの社会で、そのような不正行為をおこなったパン屋に対して厳しい罰を与えていました。たとえば、古代エジプトでは、軽い目方で売っているのが判明した場合、パン屋の入り口の柱にパン屋の耳が打ち付けられたという話もあります。(パン屋に耳が残っていたかどうかはわかりません。いずれにしてもそれはかなり厳しい罰でした。)

 ハムラビ法典においては、パン1個と人の手は交換可能なだけの価値がありました。それほどパンは重要なものだったのです。

 13世紀半ば、英国法ではパンの重量に関して、パン屋に厳しい法を課しました。その罰則がひどかったので、パン屋は規則に従っていることをはっきりさせようとしました(罰金かさらし台の刑か、もっとも耳は無事だったみたいです)。オートメーション化されていない当時、1個の重さを揃えるのは難しいことでした。そこでパン屋は12個ごとに13個目のパンをおまけするようになったのです――軽いよりは重い方がいいということで。それで「パン屋の1ダース」は13を意味するようになったのです。

 2番目の説はもう少し複雑です。第三者(路上販売者とか)に売っているパン屋は、その販売人のためのマージンとして13個目を追加するのです。つまり、パン屋は13個のパンを12個の価格で販売人に卸します。すると、販売人は13個のパン一つずつにつき7.7%の利益を得ることになります。

 どちらの説を受け入れるとしても、その表現は現在発展し、12個の注文があればクッキーだろうとロールパンだろうとペーストリーだろうと、パン屋が1個分のおまけをつけることを意味するようになりました。

追加。Wordorigins.org: Letter Bより。

「パン屋の1ダース」

 この句の起源として一般的に流布されている話は……パンの重さを規定し、顧客に軽いパンを売ったパン屋は厳しい罰を受けていました。そのため、パン屋は12個入りというときに安全のため13個目を入れておいたというもの。この話が正しいのは一部だけです。そのような法律はありましたが、1ダースにもう一個おまけをつけるという行為は、罰を恐れてなされたわけではなかったのです。

 問題の法律は1266年イギリスで最初に公布された「パンとビールの基準(Assize of Bread and Ale)」です。その法律にはいろいろなバージョンがありますが、それは市場で売られていたパンの重さと価格を規制したものです。豊作の年にはパン屋はその地域で販売してよい数以上のパンを作ることができました。そのため、余った分を行商人やブローカーに売ったのです。しかし、重さと価格は厳密に決められていたので、これらの卸売業者が利益を得るためには、おまけのパンをつけることになったわけです。パン屋は1ダースごとに行商人におまけで13個目を渡しました。この余分の分が、ブローカーに利益となるのです。

 13個目のパンを追加するという行為は、この言葉よりも古くからあります。この句は1599年にならないと出てきません。

 まあそういうわけで、女子十二楽坊が13人というのも「パン屋の1ダース」の一言で済ませてしまえばOK ъ( ゚ー^)

その2 十二を組み合わせると

 中国には字謎というのがあります。字を分解したり組み合わせたりして、別の字や別の意味を見つけ出すもの。

 では「十二」を一文字にしたら? 「王」が作れますね! つまり女子十二楽坊には「王」さんが隠されていたのでした。

その3 アメリカ13州

 西洋ではキリスト教の影響で13というのは不吉な数字といわれてますが、これはイエスと十二使徒合わせて13人のときにイエスがはりつけになったから、ということで「縁起が悪い」といわれているだけで、実際には13というのは古代社会では結構いい数字だったりしたのです。

 それはともかく、いよいよアメリカ進出の女子十二楽坊ですが、アメリカといえば国旗のストライプが13本。これはアメリカ独立時の13州にちなんでいます。成立順に並べると、

  • 1787年 デラウェア州、ペンシルヴェニア州、ニュージャージー州
  • 1788年 ジョージア州、コネチカット州、マサチューセッツ州、メリーランド州、サウスカロライナ州、ニューハンプシャー州、ヴァージニア州、ニューヨーク州
  • 1789年 ノースカロライナ州
  • 1790年 ロードアイランド州

 アメリカに13人で乗り込むっていうのは悪くないんじゃないですかね。来年のアメリカ建国記念日(7/4)には13人でずらりと並んだりして。


 もう少し中国文化に根ざした「十二」ネタは資料ページの方でやります。



コメントとトラックバック

[No.1] 投稿者:keidoh[2004年08月06日 22:30]

こういうの大好き!

トラックバック(参照元逆リンク)用URL

http://www.twelve-girls-band.info/mt/mt-tb.cgi/374

この記事へトラックバックする場合は、このトラックバック用URLを、あなたのウェブログ等の投稿ページの「トラックバック先のURL」欄に入れて更新してください。参照:3分でわかるトラックバック

コメント(ご意見・ご感想)を投稿する

名前、アドレスを登録しますか?
 

この記事について
前後の記事
関連記事
表紙
おすすめ!
Merry Christmas To You
Merry Christmas To You
購入はこちらから


日本公演2005
Romantic Energy
女子十二楽坊 日本公演2005 ~ Romantic Energy ~ (仮)
購入はこちらから


THE BEST OF COVERS
女子十二楽坊 ~THE BEST OF COVERS~ (仮)
購入はこちらから
一覧 Backnumber
月別 Monthly
検索


Powered by
Movable Type 3.2-ja-2