女子十二楽坊資料館 |HOME|資料集|ニュース|ブログ|掲示板|

女子十二楽坊ブログ

女子十二楽坊資料館HOME > ブログ一覧 > 創作板:三国志風 > この記事

楽坊帝国英雄列伝 天啓大軍師・楊松梅 by 朝霧


女帝によって創始された史上初の帝国「楽坊」。
その創立に軍師として空前絶後の貢献をなした女性、楊松梅。
(軍師の役は絶対に楊松梅さんです、彼女以外にはあり得ません。)
「冷静沈着にして忠義に篤いその人となりはまさしく軍団の要であり、余人を持って代えることのできない存在である。」
とは楊松梅に対して王龍将軍 蒋瑾の評した言葉である。
軍師としての彼女は冷徹に作戦を立案実行し、軍規も大変厳しく徹底させた為、敵味方双方から怖れられた、また人前で表情を変えることも滅多になかったので「軍師の心の中では感情でさえ凍り付く」など彼女を畏怖する言葉は数知れない。しかしそのような悪評は彼女自身が望んだことでもあった。非情な作戦は最小の被害で最大の効果を得るためであり、軍規の粛正は民衆の支持を失わないためでもある。悪名ではあっても、否悪名であればあるほど彼女の名は戦略戦術両面において効果的であった、「楊来来」。
「峻烈」軍師としての彼女の生き方ははこの一言に尽きる、決して表に現れない激しい感情、尽きぬ涙。変わらぬ表情の面からはうかがい知れぬ彼女の心の内にある思いとは何か。「一日も早く戦争を終わらせる」唯これだけである。
(この思いに至った彼女の過去は長いのでカットします。)
そして彼女ほど戦後の復興、特に戦災孤児の救援に心血を注いだ人はいない、たとえ子供達に直接会うことはなくても彼女の心は常に子供達に寄り添っていたのである。
「楽坊」帝国の初代統合軍司令長官にして天啓大軍師の称号を持つ女性、 楊松梅。
街が復興し人々の顔に笑顔が戻り市中に音楽が流れ出した頃、一人静かに王宮を去ったのである。彼女の心中を察し黙って見送る太祖に届けられた記録に残る最後の言葉、
「私の音楽を探しに、世界のどこかにきっとあるはずだから」
一書に曰く、「楊松梅は右手を振るって軍を指揮し、左手を振るって救援を指揮した」とある。
後年西方より一つの楽器が伝わる、その両方の手を振るい主副の旋律を奏でる楽器に揚琴と命名したのは、彼女の願いが叶いますようにとの人々の思いが込められているからかもしれない。

-2004/11/12
-written by 朝霧



コメントとトラックバック

トラックバック(参照元逆リンク)用URL

http://www.twelve-girls-band.info/mt/mt-tb.cgi/532

この記事へトラックバックする場合は、このトラックバック用URLを、あなたのウェブログ等の投稿ページの「トラックバック先のURL」欄に入れて更新してください。参照:3分でわかるトラックバック

コメント(ご意見・ご感想)を投稿する

名前、アドレスを登録しますか?
 

この記事について
前後の記事
関連記事
表紙
おすすめ!
Merry Christmas To You
Merry Christmas To You
購入はこちらから


日本公演2005
Romantic Energy
女子十二楽坊 日本公演2005 ~ Romantic Energy ~ (仮)
購入はこちらから


THE BEST OF COVERS
女子十二楽坊 ~THE BEST OF COVERS~ (仮)
購入はこちらから
一覧 Backnumber
月別 Monthly
検索


Powered by
Movable Type 3.2-ja-2